小さい町

日々の口に出さない方が良いこと

ゆううつ

 

わたしよりかわいい。かわいくない。

そんなのはどうでもよくて

わたしの知らない3年とか2ヶ月とか

知ってるのがどうしようもないのに

羨ましい、な。

 

何をあせっているのかよくわからないけど

いつまで大切な存在でいてくれるだろうか

別に何か心配な行動があるわけじゃ無いのに

こわいのは、過去のせいなのかな。

 

生理前のわけのわからない

イライラに付き合わせても

彼は好きだとしか言わない

抱き寄せてキスをして頭をなでて眠りへつく。

 

彼の呼吸に合わせて後を追うように眠りについて

 

仕事のことなど忘れたい

 

 

なんでもない。

 

 

彼の頬をなでていると時々、胸が苦しくなって泣く。

苦しくなるというかいっぱいになる。

満たされて溢れると涙になるのか知らないけど。知らないけど。

 

居心地のよい場所に浸りきって何も出来なくなるのは良くない。

 

後ろめたさ無しに好きでいられるように

もう少し頑張らなくては。

なにもかも。このままは良くない

 

肯定される存在でいたい

 

帰り道

 

週末23時頃の電車は浮かれていて

わたしは疲れていて

お酒の匂いとタバコの匂いと隣に座るおっさんの口臭

眉間に皺を寄せながら

こんなつもりじゃなかったなとあまったれたことを考える。

 

もっと仕事ができる人間だったらなと思う毎日。

 

普通の人はいくつもいくつもいくつもたくさん頑張れるのかなと思うと劣等感は押し寄せて自己嫌悪はすぎて他人のせいにする。

 

怒らない怒れない怒られたくないの3つにいつも追い詰められて

「すみません」しか言えなってそれも怒られると何も言えなくなって怖くなって涙が出る。

 

本当にどうしようもないなって思う。

まだわたしは無理をしてないまだ大丈夫。

環境に甘えて浸ってどうしようもない。

 

マフラーの匂いは人の家の匂いがする

いつまでもいつまでもこのままではいられない

 

もっと楽しくするために

自分自身が変わらなくてはならない

いい加減で図々しいわたしを直さなくてはならない。

 

今日の電車は酒の匂いもたばこの匂いもおっさんの口臭もしない。

比較的早く帰れる

こういう毎日がいつもになるように

 

 

もっとたくさん頑張ろう頑張れるんだから頑張ろう。