小さい町

日々の口に出さない方が良いこと

帰り道

 

週末23時頃の電車は浮かれていて

わたしは疲れていて

お酒の匂いとタバコの匂いと隣に座るおっさんの口臭

眉間に皺を寄せながら

こんなつもりじゃなかったなとあまったれたことを考える。

 

もっと仕事ができる人間だったらなと思う毎日。

 

普通の人はいくつもいくつもいくつもたくさん頑張れるのかなと思うと劣等感は押し寄せて自己嫌悪はすぎて他人のせいにする。

 

怒らない怒れない怒られたくないの3つにいつも追い詰められて

「すみません」しか言えなってそれも怒られると何も言えなくなって怖くなって涙が出る。

 

本当にどうしようもないなって思う。

まだわたしは無理をしてないまだ大丈夫。

環境に甘えて浸ってどうしようもない。

 

マフラーの匂いは人の家の匂いがする

いつまでもいつまでもこのままではいられない

 

もっと楽しくするために

自分自身が変わらなくてはならない

いい加減で図々しいわたしを直さなくてはならない。

 

今日の電車は酒の匂いもたばこの匂いもおっさんの口臭もしない。

比較的早く帰れる

こういう毎日がいつもになるように

 

 

もっとたくさん頑張ろう頑張れるんだから頑張ろう。